こんにちは、神戸市長田区のアーユルヴェーダサロンSri Saumya(スリサウムヤ)のRieです。
こちらでは、私の愛してやまないスリランカという国の、普通の旅行ではなかなか味わえない小さな村の日常をシリーズでお送りしています。
私が初めてスリランカを訪れたのは2016年の春。
2017年夏に3度目の渡航を計画していましたが、スリランカに自然災害が起こったため、デング熱を危惧し渡航を延期。
1年ちょっとのブランクを経て、2017年のクリスマス前から3週間、ローカルライフを満喫してきました。
現在私は、神戸の一軒家のサロンでアーユルヴェーダのトリートメント、セラピスト養成講座、スリランカのアーユルヴェーダ商品の販売(ベリクリーム等)を生業にしていますが、今回の渡航の目的は「セラピスト養成講座の生徒さまとローカルライフを味あう旅!」。
今回の渡航で体験したスリランカを、数回に分けてお届けさせていただこうと思っています。
初回は、スリランカに関するお問い合わせでもよく聞かれる「ローカルライフ」についてご紹介させていただきますね。
私が滞在するエリアはビーチエリアですが、アーユルヴェーダのリゾート施設が多く点在していています。
私自身も初めてのスリランカはアーユルヴェーダ施設でしたが、ローカルライフを楽しむにはバンガローを借りることをお勧めします。
バンガローはほとんどヨーロッパ系の方が所有していますが、管理等はスリランカ人が行っていることが多いです。
※不動産会社というような管理ではなく、国際結婚した方やその親族が管理しています。
私は今回の滞在も前回(2回目渡航時)同様、バンガローを借りました。
去年滞在したバンガローが空いていなかったので、Wi-fiがあること&洗濯機があることは最低条件で知り合いのスリランカンに全てお任せしました。
水シャワーのつもりが、温めのお湯がでることが嬉しかった(^^)
「Booking.com」などでも探せますが、数が少なかったり空き状況がメンテされていない場合も多いので、しっかりとメールや電話でやり取りができることを確認された方がいいと思います。
お庭ではリスが走り回り、夜にはたくさんの蛍に出会える!
食器やバスタオルは備え付けの場合が殆どなので、スーパーでスパイスや食材、トイレットペーパー(トイレはペーパーは流れにくいのでご注意を!)やランドリーソープ、シャンプー等を買いに行けば、すぐにローカルライフスタートです!
お魚はフィッシュマーケットで。
チキンはその場でグラム売りしてくれますが、まるごとチキンを大きな丸太の上で切り落としてくれるので、もれなく骨つきです(笑)
文鎮で量り売りしてくれる八百屋さん、スリランカは珍しい野菜がたくさんあります。
最終日にバンガローの大掃除、たくさん洗ったシーツやバスタオルを干して欲しいとスリランカンにお願いしたら、民家でよく見るスリランカスタイルの干し方をしてくれていました(芝生でも線路でもどこにでも干してしまいます)。
街の交通手段は、小回りのきく「トゥク・トゥク」です。
他の物価に対して、スリランカの「トゥク・トゥク」は少し割高な印象です。
ホテルなどの近くやメインロードには、「トゥク・トゥク」のパーキングロットがありますので、そこを利用してもいいと思います。
私は「トゥク・トゥク」を道でつかまえて乗ったことがないのですが、「ぼられる」といういような話は聞いたことがないので安心して大丈夫かな、と思いますよ。
それでも一応、トゥクトゥクに乗る前に値段は聞いた方がいいかもしれません。
スリランカ人の8割はシンハラ語を母国語としますが、ドライバーさんは英語OKです。
スリランカはとても自然が豊かな国です。
滞在するエリアによってアクティビティは異なってきますが、今回私が生徒さまと楽しんだものの一部をご紹介♪
リバー・サファリ、ワニや象・猿に出会うことができ、ワニの赤ちゃんを抱っこしました!
予想外の展開(ワンポイントのアートをして欲しかったんですが・・・)になった、ムスリムタウンでのメヘンディ。
日本人が珍しいのか、入れ替わり立ち替わり人が集まってきて家は超満員!子供達の笑顔は世界共通!
ムスリムのスリランカカレーをご馳走になりました。
手で食べるカレーはもう日常ですが、フロアで食べるカレーは初めてでした。
日本人として、床に正座で座っていただきました!
白い服が正装です。
仏教国スリランカでは訪れて欲しい寺院です。
今年は元旦とポヤデー(満月)が重なるという、なんとも素敵な年初めでした。
日本での参拝とはちょっと異なるスリランカ。
これも是非体験して欲しい。
お花、フルーツ、オイル、お香を供えます。
ボートを飛ばして離島へ。
3回目の渡航で、初めてしっかりと海を楽しみました。
北海道より少し小さい面積を持つスリランカ。
ビーチエリアではサーフィンやダイビングを楽しめますし、内陸に行けばヌワラエリアの紅茶や世界遺産のシーギリヤ、5月頃からは東海岸沿いがシーズンになりますので、エメラルドブルーのビーチに出会うこともできます。
アーユルヴェーダのトリートメント、スリランカのお料理・・・。
目的は人それぞれかもしれないけれど、理由は何であれ、スリランカは訪れた人の心にきっと何か温かな雫をそっと垂らしてくれると、私は確信しています。
ヤーラ(ナショナルパーク)を訪れた時に、オージーの中年夫婦に出会いました。
彼らが言っていた言葉は、私はきっと一生忘れないと思います。
「たくさんの国を旅したし、日本人の彼女がいたから日本の素晴らしさも知っている」
「けれど、スリランカは世界で最後の楽園だよ」
アーユルヴェーダを学んでいた頃はスリランカという国も知らなかったし、コロンボといえば「刑事コロンボ」しか思い浮かばなかった私も、2016年にアーユルヴェーダ施設「バーベリン」を訪れた際に出会った村の人たちから始まり、自分では意図しない、必要な深いご縁がどんどん広がりを見せてくれていく中で、「もしかしたらアーユルヴェーダに出会ったのは、スリランカという国に出会うためだったのではないか」と思えてならない時があります。
今後も・・・、スリランカ、そしてアーユルヴェーダをベースに、目の前に現れる事象に軽やかで寛容でいながら、セラピストとしても、1人の女性としても変化し続けていきたいと思っています。
1週間のローカルライフをエンジョイされた生徒様は、その後2週間のパンチャカルマに入られました。
ご紹介した施設は、ベリクリーム等でビジネスパートナー提携を結んでいるスリランカ人がオーナーの、スリランカでもほとんどないといっても過言ではない、完全プライベートな場所です。
リゾート施設ではありませんが、現在二人のドクター(1人は代々アーユルヴェーダドクター家系というスペシャリストです)、2人のセラピスト、1人の施設管理者がいて、今回は滞在者が生徒様はお一人だったため、独占状態です!
次回は、「スリランカのプライベートパンチャカルマ施設とアーユルヴェーダドクターとの出会い」をお届けしますね。
【コラム筆者】
Sri Saumya(スリサウムヤ) Rieさん
(神戸アーユルヴェーダサロン Sri Saumya/スリ サウムヤ)
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