もう9月とはいえ、まだまだ厚い日が続きますね。
夏の疲れも溜まっている方が少なくないのではないでしょうか。
米をはじめとする穀物は、体を冷やしてくれる作用があります。
日本人の主食は、やはりお米が良いのですね!
食欲がなくお疲れの方には少し甘味のあるミルク粥や、ココナッツミルクを使ったお粥も同様に体を冷やす作用が。
特に女性に好まれそうなお味で、私も好きです。
(ココナッツミルクとアスパラの有機玄米リゾット ~ 押し麦も仲間入り ~ )
http://ameblo.jp/padmasurya/entry-11341350325.html
今回は、このような主食のお供に召し上がっていただきたい、アーユルヴェーディックな豆腐サラダを作ってみました。
暑い日のキッチンで長時間火を使わなくても済む、お手軽レシピです。
(材料:1人前)
(ドレッシング)
(作り方)
1. 豆腐をペーパータオルに包み、底が平らな皿で重石をして15分程水切りしてから1cm角に切る。
2. オクラは、がくのまわりを剥き、塩で軽くこすります。
「がく」は切り落とさない。水っぽくならずに色よく美味しく茹でることができます。
そのまま熱湯で1分程茹でて粗熱をとり、2cmくらいの厚さで小口切りに。
3. イエローミニトマトを約1cm角に切りイタリアンパセリはお好みでざく切りや細切りに。
4. いりごまは、すり鉢でお好みの食感に仕上げて下さい。すり鉢は100円ショップでも手に入ります。
ドレッシングの材料を混ぜ合わせ、豆腐、イエローミニトマト、オクラと絡めます。
5. 器に盛り、イタリアンパセリをのせて出来上がり!
暦では秋になりますが、まだ暑い日が続き、ピッタが今もなお上昇しやすい天候のようです。
アーユルヴェーダでのピッタを下げる味覚は苦味・渋味・甘味です。
暑い天候時に上昇しがちなピッタをバランスする苦味のあるイタリアンパセリとオリーブオイルを使用。
オリーブオイルにどうしてもトマトを合わせたくなったので、ドーシャを乱すといわれる赤いトマトですが、イエロートマトであれば、まだ良いかしら♪ということに。
他のトマトにはないフルーティーな甘味があるイエローミニトマトを購入いたしました。
イタリアンパセリが苦手な方や、より日本人向けのレシピを求められる方は、大葉を代用されても良いと思います。
また、消化力が弱っている方はオクラを細かく刻むのも良いでしょう。
オクラは疲労回復や血中コレステロール値低下、動脈硬化予防、粘膜の強化や整腸作用などの効果が期待されていますし、豆腐に至っては、骨粗鬆症や更年期障害の予防をするといわれている大豆イソフラボンの効果を多くの女性はご存知なのではないでしょうか。
暑い時期は、冷房による急激な温度変化の影響で血管の拡張、収縮が起こる為に血圧が変動しやすく、実は脳梗塞が起こりやすい季節でもあるそうです。
ドレッシングに使用している胡麻の健康効果は様々ですが、胡麻に含まれるゴマグリナンは脳血栓の形成抑制効果があると言われており、優れた抗酸化作用で特に注目されていますよね!
お父さん達にはコレステロールの上昇抑制、肝機能の向上による二日酔い予防、アレルギーをお持ちのお子様の為には抗アレルギー効果、女性には何と言っても脂質代謝促進や美肌効果が嬉しい胡麻パワー♪
これらの胡麻パワーの恩恵を得るには、すり胡麻がオススメです。
胡麻は固い殻に覆われている為、そのままでは貴重な健康増進成分が摂りにくくなる為です。
胡麻といえばビタミンEのイメージが強い方も多いと思われますが、高ミネラルでもあり、鉄分も豊富。
カルシウムは牛乳の約11倍も!!
牛乳アレルギーがある方のカルシウム補給にも良いでしょう。
パドマスーリヤ Keiko