親愛なるみなさま、お元気でお過ごしでしょうか?
関東では3月の中旬頃に温かい日が続き、あっという間に桜が満開になりました。
例年ですと、桜前線のニュースを楽しみにしていて、いつ桜の花が見れるんだろう・・・と、心待ちに過ごすのですが、今年は急に咲いてしまったので、今年は桜をワクワクして待つこともなく、大急ぎで楽しんだ気がします。
みなさまは、お花見には出かけましたか?
桜が急に咲進んだ時の気温は25度でしたが、その翌週の気温は7度だったそうです。
この気温の差(変化)がアーユルヴェーダでいうところのヴァータを乱す要因になります。
アーユルヴェーダでは、本来4月はカパが乱れやすい月、と言われていますが、この頃の気候を見ると、単純にカパが乱れる季節ではないように思いますね。
気温の変化の差も大きいのですが、風が吹く強さも年々強くなってきている感じがします。
吹く風はさほど冷たくはないのですが、ビルの近くで起こる突風の強さは少し怖いくらいです。
気温の差は大きいし、風も強く吹く日が多いので、特にヴァータを乱しやすい私は、困ったことにヴァータがすぐに乱れてしまい、おさまる間がないくらいです・・・。
ヴァータを整えるために、夕方に温かい飲み物を飲み、少しゆっくりする時間をつくってみましょう・・・。
ヴァータを乱すことによって、身体がそのバランスを整えるためにカパをため込もうとする・・・というのは、アーユルヴェーダでは常識のお話し・・・。
そうして、冬にため込んだカパとは別に、さらにカパを増やしてしまいます・・・。
花粉症がひどくなったり、気管支炎を発症させていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
花粉症も気管支炎も身体の中にカパが増え過ぎてしまい、身体の外にカパが鼻水や咳や痰になって浄化されている状態だそうです。
生活面では、遅く起きたり昼寝をしたり、マンネリ化した生活をおくったり、甘いものを食べたり、過食をしたりすると、もっとカパがあがってしまします。
精神面ではカパが増えていると、気分が暗く重く憂鬱になって、自分に自信がなくなります。
そして身体が冷えて、前の日に早く寝ても朝早く起きることが出来なくなります。
他人の言葉がきつく感じたり、人の輪に入れない、自分の鈍さが悲しくなる・・・と言うのもカパが乱れている状態の一例のようです。
みなさまは、いかがでしょうか?
今年の4月は、ヴァータの乱れからカパをさらに悪化させてしまう季節になりそうです。
ヴァータを整えるために、生活リズムを規則正しくしつつ、午前中に積極的に身体を動かすなどして、カパを整えながら春を楽しんで過ごしましょう。
【今月の過ごし方】
・午前中にしっかりと身体を動かす運動をします。
・日中、陽に当たりすぎないようにします。
・シャワーを浴びたら、すぐに頭を乾かすようにします。
・昼寝はしません。
・定期的に大掃除をして物を溜めないようにしましょう。
・気分が重たくなっている時は、親しい人にやさしくしてもらいましょう。
・油っこい食事、鶏肉以外の肉類、乳製品、卵、甘い物、精白した小麦、冷たい物、ナッツ類を控えた食事をしましょう。
・軽い食事、乾燥して温かい食事、辛味、苦味、渋味のある食物を積極的に摂ります。
※全部出来なくても大丈夫です。出来そうな項目からお試しください。
※セルフケアで体調がよくならない場合は、一度アーユルヴェーダの専門医に診ていただくことをお薦めいたします。
アーユルヴェーダの知識が、みなさまのこころと身体の健康に役立ちますように・・・。
Berry Moon 櫻井真実
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