みなさま、こんにちは。
銀杏並木が黄金色に色づき、秋の景色を楽しんでいるうちに、いつの間にかラジオからはクリスマスソングが毎日流れるようになって・・・。
なんともう師走です!
どうやら冬がはじまったみたい・・・ということで、うちでは鍋を始めました♪
私は鍋が大好きなので、冬は週に何回も鍋が登場することもあります。
忘年会やクリスマス会や新年会など、人の集まる時にも鍋を囲むと楽しいですしね(^^)
旬の野菜や肉や魚で旨味たっぷり、栄養豊富で、温かくて。。。
アーユルヴェーダの食事法から見ても冬の季節にぴったりなメニューと言えます。
アーユルヴェーダの大切な特徴のひとつに「性質をみる」ということがあります。
「身体によい食事」を考える時にも、まず、その人、食物、季節、場所などそれぞれの性質をみます。
そして、好みや慣れなどを含んだ全体のバランスをみて、その人にとっての身体によい食事を導き出します。
例えば、
・旬の野菜や肉や魚がたっぷり入った寄せ鍋には「温」「油」「重」という性質があります。
・日本の冬という季節には「冷」という性質があります。
・関東平野は風が強くて「乾」という性質があります。
・冬は一年でもっとも胃腸の消化力が高まる季節です。
・そして、ゆみさんは子供のころから鍋物が大好きです。
など。。。
これら5つのバランスより、「寄せ鍋は、身体が冷えて乾燥しがちな冬に、鍋好きなゆみさんにとって幸福感と満足感を得られる、滋養豊かな健康的な食事である」と考えることができます。
基本的には20種の性質があり、その性質1つ1つに細かい意味があります。
食物、季節、場所、調理法、身体や心の状態、食事の時間、生活環境などの性質をみて、その他の要素など全体のバランスを考え、その人にとって最適な組み合わせを考えるのがアーユルヴェーダです。
どんなに栄養豊富で優良な食品でも、この組み合わせが最適でなければまったく身体のためにはならず、むしろ健康を害することもあるかもしれません。
また、質素でそれほど栄養価の高くない食品であっても、組み合わせが良ければ良薬のごとき素晴らしい食事になることもありえます。
アーユルヴェーダで優良食品とされるターメリックやギーやムングダールはとても素晴らしい食品ですが、こういったインド食品にあまり親しみのない方も、上記の理論により、慣れ親しんだ日本の味でアーユルヴェーダの健康法を実践することができます。
さぁ、これから年末・年始と楽しいイベントが盛りだくさんですね♪
冬は一年の中で最も活動的に過ごすことができるパワー溢れる季節です。
ご馳走を食べる機会も多いと思いますので、胃腸の消化力を上げ、身体を軽やかに保つアーユルヴェーダのとっておきをご紹介いたします。
【生姜と岩塩とレモン】
胃腸の消化力アップのために、ご馳走を食べる30分前に召し上がってください。
(もちろん普段のお食事前にもどうぞ)
(作り方)
生姜を薄くスライスします。
そこに少し岩塩とレモンの搾り汁をかけて、食事の30分前によく噛んで食べます。
生姜の辛味、岩塩の塩味、レモンの酸味が消化力を高めます。
※岩塩がなければ、その他のお塩で大丈夫です。
※1人1枚で十分ですが、足りない人は2~3枚食べてもけっこうです。
※生の生姜を食べるのは辛いなど、合わないと思った人は止めてください。
(アーユルヴェーダ的薬理メモ)
生のショウガのドーシャへの影響は、ヴァータ鎮静、カパ鎮静です。
効力は温性で、味覚を良くする、消化力増進、経路の流れをよくするのに使われます。
ハッピーアーユルヴェーダ 遠田優美
【12月・アーユルヴェーダ講座のご案内】
アーユルごはん料理教室(入門クラス) ~五感と六味を楽しむ料理~
(日程)
2013年12月23日(月、祝日)
(時間)
11:00~14:00
(場所)
東急東横線・日吉駅から徒歩5分。
アーユルヴェーダ専門サロン・ハッピーアーユルヴェーダにて開催。
(内容)
ココロとカラダが喜ぶ、アーユルヴェーダの食事論に沿った料理教室です。
<献立>
・土鍋で炊く出汁ごはん
・鰹だしとギーで作る和ポトフ
・かぶのマリネ
・りんごのスパイス煮
講座の詳細やお申込みはこちらから。
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