親愛なるみなさま。お元気でお過ごしですか?
この頃すっかり秋らしくなってまいりました。
お天気が良いときは、とくに気持ちがいいですね。
でも、やはり季節の変わり目、体調を崩している方が多くいらっしゃるようです。
みなさまは、風邪などひいていらっしゃいませんか?
アーユルヴェーダでは、先月に引き続き11月は1年でもっとも「ピッタが乱れやすい季節」といわれています。
夏に最少だった消化力も、秋にはだんだんと強さを取り戻してくるからです。
これは夏の季節とは正反対で、これからじょじょに外気温が下がってくるため、アグニ(消化の火)が強くなり、身体が本格的な冬に向けての準備をするためです。
残業などをして無理をしたり、お酒をたくさん飲んだりしてピッタが乱れると、湿疹がでたり帯状疱疹を発症させてしまったりするのがこの季節が一番多いと言われています。
秋を快適に過ごすポイントは、ピッタを乱さない様にして過ごすことです。
具体的には『無理をしないで過ごす』こと。
何事にも頑張ってしまいがちなピッタ体質の方には少々むずかしいかもしれませんね。
朝夕の気温が低くなりますが、満員電車に乗ったり、入ったお店に軽く暖房が入っていると、意外にも暑く感じたりしてしまいます。
ピッタが乱れやすいこの季節は、上着で調節ができるように服装も工夫するのが良いかもしれません。
なぜなら、ピッタは暑すぎるとイライラしてきてしまうからです。
暑いと思ったら無理をせず、すぐに上着を脱いで暑さを調節しましょう。
お昼ご飯は忙しくても、きちんと食べるようにすると良いでしょう。
ピッタが乱れやすい人は、ご飯を抜かすととても機嫌が悪くなります。
お腹が空いたら我慢をせずに、きちんと座って食べます。
ピッタの人は、熱すぎる食べ物だとピッタを乱してしまいますので、快適と自分が感じる温度の、風味豊かな食事を楽しむとピッタが整うと思います。
また、休日は、人混みの多いデパート巡りをするのではなく、紅葉狩りに出かけたり、広いきれいな公園に出かけるのも良いと思います。
ピッタが乱れやすい人は、人工的な場所よりも、美しい自然に多く触れることでピッタが整ってきます。
ピッタ体質の人は、きれいなものが大好きです。
ピッタの人は、他のドーシャと比べると、少し不器用なところがあって、「頑張らないこと」を「頑張って」しまう所があります。
たとえば、明日お休みするために、今日中に、明日の仕事も片づけてしまうような感じです。
自分がピッタ体質でない方も、気が付かないうちに、意外とこんな「無理な行動」をしている場合があります。
そんな時は、ピッタが乱れている可能性があるかもしれません。
12月に入ってくると、ますます気忙しい季節への突入です。
今月中は『無理をしない!!』と心がけて体調を整え、残り2か月を楽しみましょう。
【今月の過ごし方】
・日光浴はさけましょう。
・月光浴をしながら散歩をしましょう。
・お風呂のお湯の温度はぬるめにしましょう。
・塩味、酸味・辛味、油ものを控えた食事をこころがけましょう。
・料理に使う油は、できるだけギーを使いましょう。
・ホットミルクを飲みましょう。
・マッサージオイルは、ごま油が熱く感じるときは、ココナッツ油やオリーブオイルに代えましょう(この場合、加熱処理は不要)。
・緑黄色野菜や緑茶などを多く食べましょう。
※全部出来なくても大丈夫です。出来そうな項目からお試しください。
※セルフケアで体調がよくならない場合は、一度アーユルヴェーダの専門医に診ていただくことをお薦めいたします。
アーユルヴェーダの知識が、みなさまのこころと身体の健康に役立ちますように・・・。
Berry Moon 櫻井真実
Berry Moon アーユルヴェーダ講座
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