こんにちは!大阪のアーユルヴェーダヘナサロンVerde(ヴェルデ)はぎのです。
今日はヘナについてお伝えしたいと思います。
最近注目されているヘナですが、「白髪染め」というイメージをお持ちの方が多いと思います。
が、実はそもそもヘナはインドで白髪染めを目的として使用されてはいなかったのです。
インドでは、昔から余分な湿気取りとして、ヘナが使用されいていたそうです。
また、ヘナは冷やす性質をもち、血液や神経を通じて全身に影響し、熱性(アーユルヴェーダではピッタの増加)に作用。
吹き出物や皮膚炎などの皮膚病予防、やけど、打撲、傷、止血、などに使われてきました。
ヘナの葉は殺菌効果があるため、色々な治療にも使われてきました。
そして、頭皮のトラブルを改善する効果や傷んだ髪を回復させるトリートメント効果にも優れているとされています。
さらに、昔からヘナには「デトックス効果」が期待できるとも言われてきました。
ヘナがデトックスに効果があるのはどうしてでしょうか?
そもそも「デトックス(解毒)」とよく言いますが、それはどういうことなのでしょう?
身体をデトックスする。
つまり「浄化」するには、肝臓がポイントになります。
肝臓は、血液から運ばれてきた毒素を解毒してくれる機能があるためとても優秀な臓器と言われています。
ですが、毒素の量が多くなりすぎると分解しきれず肝臓が疲れてしまいます。
肝臓に負担が増えると必然的に体も全身疲れやすくなります。
日々疲れを感じている人は肝臓が疲れているのかもしれません。
その肝臓の浄化をサポートしてくれるのがヘナ!
ヘナにはローソン(ローソニアアルバ)という成分が含まれています。
アーナンダ・K・K・シングル・B・チャンダヌビーケーという科学者の、1990年2月に発表した論文によると、ヘナの中のローソニア・アルバという成分が、肝臓の毒素を取り除くのに有効であること、また、ヘナによって睡眠が深くなるということが報告されています。
このローソンはヘナの色素成分でもありますが、肝臓が毒素を解毒する働きを助けてくれるという効果もあるのです。
血液から大量の毒素が運ばれてきても、ヘナに含まれているローソンがサポートするため、肝臓に負担をかけることなく解毒することが出来るのです。
逆に、解毒がスムーズに行われない場合は毒素が残りがちになり、それが老廃物となって老化の原因になってしまいます。
いつまでも若々しくいるためには肝臓が元気だということが大切ですね。
また、ヘナの葉っぱにはナフトクウィノンという成分が入っていて、それが生理不順にも効果があるされ、ホルモンバランスも整えてくれます。
体に入ってくる毒素は、口から以外にも、皮膚からも侵入してきます。
口から入った毒素は、優秀な肝臓のおかげで9割が解毒されますが、経皮毒が解毒されるのは約1割といわれています。
つまり、経皮吸収での毒素は解毒されてにくいのです。
そのため、頭皮はもちろんのこと、皮膚に塗るものなどは日頃から注意しておくことが大切です。
特に毎日使うシャンプー、定期的に行う毛染めなどは様々な科学物質が入っています。
皮膚から侵入してくる毒の場合にはあまり抵抗が出来ないため、できるだけ天然成分の物をを使用したいですね。
ヘナには体をデトックスしてくれる肝臓の働きをサポートしてくれるという働きがあります。
デトックスをするということは予防医学の面でも重要で、たとえば身体に溜まった毒素は放っておくと、老化成分や病気の原因となってしまいます。
そうなってしまうと、排出することが余計に難しくなってしまうため、日常で使用するものの成分の確認や、毎日のデトックスを心がけることは身体のためにも、美容のためにもとても大切なことです。
【コラム筆者】
アーユルヴェーダヘナサロンVerde はぎのかずよ さん
(アーユルヴェーダヘナサロンVerde|ヴェルデ)
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