表向きは笑顔でいるけれど、実はもう、これ以上頑張れないってところまで頑張っていたり、悩んでいたり、闘っていたりするときに、
「頑張って」
「前向きでいればなんとかなる」
なんて言われた時には素直にその言葉は受け取れなくて、
「あなたに一体なにがわかる?」
「じゃあ同じ立場に立ってみたら?」
という気持ちにもなります。
その気持ち、よくわかります。
人からそんな風に言葉をかけてもらいたくない時、人に会いたくない時には、無理に会わないのが一番。
自分の心が、誰とも会いたくない、と言っているのであれば会わない、行きたくないと身体が拒否しているのなら、その場に行かない。
仕事だろうと、約束だろうと、自分の心と身体を優先にすること。
仕事や約束は、なんとかなりますし、誰かがなんとかしてくれるものでもあります。
でも、自分の心や身体は自分が守らなければ、誰も守ってくれません。
それに心配しなくても、身体や心が、本来の自分、元のバランスに戻れば、自然と人に会いに行きますし、行きたいところに行くようになっていますから、そんな時には無理しないこと。
そしてそんな不調な時には、身体にも心にもアーマが溜まっている証拠ですから、ちょっと、おうちでアーマ出しを。
アーユルヴェーダではよく用いられる、毒出し効果がとても強い「トリカトゥ」を使って、トリカトゥティーを飲んでみるのはいかがでしょうか?
(トリカトゥの作り方)
・黒コショウ
・長コショウ
・ショウガパウダー
を同量ずつ混ぜる。
長コショウは、普通のスーパーでは売っていないかもしれません。
沖縄では「ヒバーチ」という名前で売っていますので、沖縄物産展などがあれば手に入れることもできますし、インターネットでも購入できます。
トリカトゥは、アグニ(消化の火)を強めてくれますから、体内に溜まったアーマ(未消化物、毒素)をしっかりと外に出してくれます。
コップ1杯のお湯にトリカトゥを小さじ1程度。
トリカトゥは辛味の強いスパイスなので、味をみながら、調整してみてください。
そこにジャグリー(黒糖)やハチミツ、甘酒でお好みの甘さに調整を。
ハチミツの場合には、熱湯ではなく40℃以下程度まで、お白湯を冷ましてから使ってくださいね。
これを食事の前や、身体や心が重く感じた時に飲んでみてください。
身体や心に溜まっていたアーマ(未消化物、毒素)が外に出た時、きっと、人に会って話したくなりますし、「頑張って!」と言われたら、「頑張ろう!!」って思えるようになります。
行くのが面倒だな、と思っていた場所へも「行きたいな」と思えるようになります。
でも、自ら心や身体がそう思えるまで、自分を大切に。
無理させず、自分の中に溜まってるアーマケアから。
何よりも自分のバランスを整えることを優先に。
岸川杏子
(アーユルヴェーダ専門サロン MyCocoon)
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