ヨーガやアーユルヴェーダでは、精神の健康を保つために呼吸法や瞑想を行うことをすすめています。
普段の生活の中で、呼吸を意識することは少ないと思いますが、意識してみると感情と呼吸が深く関わっているのに気づきます。
呼吸は、怒りや緊張した状態では浅く、速くなりがちで胸式呼吸に、リラックスしている時は、お腹がゆったり動く腹式呼吸になっています。
普段から深い呼吸を心がけることはとても大切です。
また1日の終わりに、その日に溜まってしまった心の疲労を解消するため、呼吸法を行うことは、精神のバランスを整えるのに役立ちます。
最初は簡単な深く長い深呼吸を数回行ってみることから始め、慣れてきたら呼吸法や瞑想へつなげるとよいと思います。
※アーユルヴェーダでは、未消化物を「アーマ」とよび、体にたまるボティリアーマと、心にたまるメンタルアーマがあり、呼吸、ヨーガ、瞑想はメンタルアーマを取り除くのに役立ちと考えられています。
(呼吸法の紹介)
「スカ・プールヴァカ」
心地の良い呼吸法、片鼻呼吸法などと呼ばれる呼吸法です。
片鼻ずつ呼吸をすることで、精神のバランスが整い集中力が増します。
1. 足は楽に座り(あぐら、安楽座)背筋をまっすぐにすることを意識し、肩の力や余分な緊張はほどいておく。
2. 利き手の人差し指、中指を伸ばし眉間にあて、親指で小鼻を押さえ片側の鼻をふさぐ。
3. 反対側の鼻で吐いたら、そのまま息を吸う。
4. 吸いきったら薬指で小鼻を押さえ息を止め、うつむいてあごを咽元に近づけ、お臍の下(丹田)を引き寄せ、絵陰部を硬くする。
5. 苦しくなる手前で顔を上げ、親指を離し、息を吐き、そのまま息を吸う。
6. 吸いきったら、親指を閉じ息を止め、うつむいてあごを咽元に近づけ、お臍の下(丹田)を引き寄せ、肛門付近を硬くする(「4」と同じ)。
7. 苦しくなる手前で顔を上げ、薬指を鼻から離し息を吐く。
ここまでが1サイクルで、「3」に戻って何度か繰り返します。
yoga bijaヨーガ教室 クボサチコ
【yoga bijaヨーガ教室/わこう助産院ヨーガ教室のご案内】
ハタヨーガをベースに、一般、マタニティヨーガ、産後ヨーガ、ベビーヨーガなどのクラスをおこなっております。
アーユルヴェーダに関しても、アーユルヴェーダ入門講座等を不定期に開催しています。
自分のからだを見つめるヨーガの時間を定期的に持つことは、心と体のメンテナンスとなり、気持ちのよい感覚を得られると思います。
ご興味を持たれた今がやってみる良いタイミングです。
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(ホームページ)
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(講師紹介/クボサチコ)
・BlissBabyYoga認定講師
・AshtangaYoga指導者養成講座45終了
・AyurvedaAdviser JAPA認定