みなさま、こんにちは!
最近、インドに行ってきたお友達からいろいろお土産をもらいました。
こちらはアーユルヴェーダの眼科専門病院の目薬。
ジャスミンやローズや蜂蜜などが入っています。
目の疲れなどに使える一般的なタイプの目薬のようですが、面白いのは「17才~60才用」と適用年齢が記されていることです。
(添付されている説明書には17才未満用と60才以上用の目薬の案内もでてました。)
マイルドで使い心地は良いです(^^)
目というのは5つの感覚器官(聴覚、触覚、視覚、味覚、嗅覚)のうちの1つであり、言うまでもなくとても大切な場所ですので、アーユルヴェーダには目の健康のための処方もたくさんあります。
植物の煎じ液や、油や、動物の乳など自然由来のものをつかって薬を作り、点眼薬として使ったり、軟膏を目の際に塗ったり、薬液を目に流しかけつづけたり、薬液で目を浸したり、バラエティに富んだ興味深い施術方法で目を癒します。
おうちで簡単にできるアイケアは、ローズウォーターを使ったアイパックです。
コットンにローズウォーター(100%)を浸して、目をとじてまぶたの上に置いておくだけで、スーッと爽やかになります。
香りも良いので癒し効果倍増です。
そして、こちらは牛のふんが入った石鹸。
・・・ちょっと使うの緊張します。(笑)
よく読むと、粘土やごま油、ニーム、ターメリックなども入っていて、いかにも肌に良さそう。
・・・うん、使うのが楽しみになってきました。
アーユルヴェーダの古典書の中に薬として使う8種の尿という記述があって、その中に牛の尿が入っていたのを覚えています。
「何でも使い方によっては良薬となるし、何でも使い方によっては毒にもなる」というのがアーユルヴェーダの考え方ですので、動物の尿も例外ではないのですね。
日本でも昔は「鶯のふん」を美肌のために洗顔料として用いていたといいます。
(ネットで調べてみたところ、現在は鳥獣保護のため「鶯のふん」の入手はどうやら難しいようですね。)
牛と鶯では随分違いますが、、、動物のふんを健康のために使うという点では同じです。
インドでも日本でも、今は現代的な洗顔フォームや化粧品などを使う人が多いと思いますが、どちらの国も、少し昔はもっと自然と仲良しだったのだろうなーと想像できます。
少し昔の日本の生活習慣を見てみると、自然に則した、日本人にあった健康的な生活のヒントがたくさんあることに気がつきます。
なので、アーユルヴェーダを勉強していると、例えば味噌や醤油や着物や生活小物など・・・もっと日本のことも知りたくなります。
「自然に、気持ちよく、丁寧に暮らす」のがアーユルヴェーダの健康的な生活法です。
自分の住んでいる土地の作物、家庭に伝わる味、伝統的な文化、四季の暮らし方などを知って、暮らしを楽しむことで、アーユルヴェーダで説かれる心豊かで健康的な生活ができるように思います。
ハッピーアーユルヴェーダ 遠田優美
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・2014年3月23日(日)、30日(日)、4月20日(日)、26日(土) / 13:00~17:00
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・2014年4月3日(木)、10日(木)、17日(木)、24日(木) / 13:00~17:00
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