ここ数日で急に涼しくなり、本格的に秋らしくなってきました。
気候は涼しくても、初秋は夏の暑さで体内に蓄積されたピッタ(火の要素)の影響が出やすい時期でもあり、更に台風のように不安定な気候はヴァータを乱しやすく、結果的に他のドーシャも乱れやすく不安定になることで、体調を崩しやすくなります。
実際に私の身近でも扁桃腺炎などのトラブルに見舞われている方が数人見受けられました。
皆様は今の時期を快適に過ごすことができていますか?
今回は、ピッタを乱さずに適度に体の熱をとり、ヴァータのバランスも整えることが出来る、かぼちゃと豆乳の温かいスープを紹介させていただきます。
(材料:1人前)
(作り方)
1. かぼちゃは皮と種を取り除き、2cm角くらいに切る。
2. 鍋にかぼちゃが浸るくらいの水を加えて蓋をし、煮る。この間、生姜をすりおろす。
3. 柔らかくなったかぼちゃを、豆乳とすりおろし生姜とともにミキサーにかける。
4. ミキサーにかけた「3」を鍋で温め、ギー、シナモンを加える。
甘味を足したい方は、粗糖やメープルシロップを少量加えていただくと良いと思います。
豆乳はコレステロールが気になる方にも安心です。消化は重いので、消化を助けてくれる生姜をプラスしてみました。
かぼちゃは活性酸素除去や動脈硬化予防、冷え症改善や美肌効果も期待されています。かぼちゃの種もまた、アーユルヴェーダに限らず、アジア各国で害虫駆除、浮腫み改善など様々な用途で使われてきた立派なナッツ。
パンプキンシード、私は大好きです。
ひと手間かけられる方は、焼いたり煎ったりして、おやつにしてみてはいかがでしょうか。
パドマスーリヤ Keiko
(駒沢大学駅のアーユルヴェーダサロン・パドマスーリヤ/facebook)
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